アーティチョーク。
イタリア語だと、カルチョーフォ(il carciofo)っていいます。
和名はチョウセンアザミ。 (ウィキペディア)
最近、日本でもだいぶ知名度が上がってきて、いろんなところで読んだり、話に聞く機会が増えてきました。
「調理するのに一苦労あるらしい!」
「食べるとこも少ないらしい!」
そうなんですよね、
アルマジロの背中みたいに見えなくもない、固そうな萼(ガク)に覆われた蕾。
この萼と、中のお花の一部だけが食べて美味しい部分なのですが、アクが強いので下処理も大変。
レモンなどとしっかり茹でて、萼を一枚一枚はがして、根元のぶ厚い部分を歯でしごいて食べる…
イタリア語の言い回しで、“mangiare il carciofo(カルチョーフォを食べる)”=「目標に向かって一歩一歩進む」(伊和中辞典より)っていうのがあるくらい、この野菜を食べるのは根気のいる地道な作業なのです!
ですが、そんな大変さを強調してみたところで、日本ではまだ、実際に生野菜(いや、ハーブ?はたまた、花か?)として買ってきて、料理して食べる、というチャンスはなかなか巡ってこない。。。という人が多数のはず。
わたしもそうです。
わたしもそうです。
まず滋賀には売ってません(笑)
京都なら…錦市場とか…どうかな、探したことないけど、まあそうそうないだろうな。
ネットだと、輸入品で一個1500円でありました!ひょえぇぇ〜><
築地市場(今は豊洲?)の業者さんが出しておられました。
築地市場(今は豊洲?)の業者さんが出しておられました。
ちなみに日本で栽培されるアーティチョークは、ほぼリストランテなどとの契約品なのじゃないかな。一般市場に出まわることなく消費されていると思います。
だって貴重だものー!
ということで、前置きが長くなりましたが
本日のタイトルは「アーティチョークの野望」ですよー。いいですね?
はい、植えましたー☆
やはり何事も、やってみることが大事!
タネはネットで探したらいくつか種類がありましたが、“グリーングローブ”というものを選びました。
いかにも可食部が大きそうな名前でしょ、知らんけど(笑)
手前の3つがアーティチョークを植えたポットです。(残りは息子のミニトマト)
タネを蒔いたのは4月6日。
〜〜〜
ところで話はちょっとそれますが、タネが植えつけてあるこの土、ピートモスで作られた発芽用の土台(っていうの?)なのですが、とっても便利!
使う前は圧縮タオルみたいにぎゅーってなってて、五百円玉を数枚重ねたくらいの大きさなのが、水につけるとむにゆにゅにゅーって4センチくらいの高さになるんです。
そんで、これの何が良いって、まず種まきの準備が楽。そして!発芽して植え替えるまでの管理が、水を1センチくらい張ったパックに並べておけばご本人(誰)が適度に吸い上げてくれるので水切れもしない!さらに、すべて土に還る素材なのでまるっとそのまま植えつけできる!という、まー素敵な商品なのでございます。
楽天で買いましたよ。
〜〜〜
話戻りますね。
アーティチョークのタネは、その後無事に3つ中2つが発芽し、
一度7号ポットに植え替え、
元気の良さそうなほうを6月下旬に花壇に移しました。
たしか今年は冷夏?などとささやかれていましたが、地植えにしてすぐに猛烈に暑くなってきてしまい、ちゃんと定着してくれるかヒヤヒヤしました。
でも大丈夫でした。
さすがアザミの仲間です。強い。
野性味がハンパないです。
↓植えつけてから3週間くらい。7月21日の様子↓
↓ちょっと見にくい写真ですが、これは9月19日の様子↓
その後どんどん大きくなり…
↑11月4日現在、こーんなに大きくなりました。横80センチくらいかな?せまい花壇の奥行きギリギリですよ…
ものすごい存在感で、となりのオリーブの木(チプレッシーノの4年生)を圧倒しています(笑)
肥料は植え替えた頃に一度ぼかしをあげたくらいで(その後は忘れてた…)なんの手間もかけていません。
とりあえず「アーティチョークの野望」、まずは苗を育てて花壇に植えるという試み、勝手にクリア認定!
花がつくようになるまでは数年かかるということなので本当のお楽しみはまだまだ先ですが、ギザギザした特徴的な葉っぱは花壇の良いアクセントになっているような気もしますし、今のところ大満足です。
さて、これからこのへん雪降るけど、どういう姿で冬を越すのかなー
(↑知らない。ほんとにテキトーに育ててる…笑)
お花が美しすぎて、蕾のうちに収穫するのが辛くなるという噂も聞こえております。
ということで、我がアーティチョークの野望、今後どのような展開をしていくのでしょうか。
また、アップしていきたいと思います☆
0 件のコメント:
コメントを投稿