新日程は5月4〜7日だそう。
【3月12日追記】今日アナウンスが出て、今年のブックフェアは中止になりました。
ただ、詳細はまだ出ていませんがオンライン上での何かしらの開催は検討しているそうです。
1ヶ月の延期に意味はあるのか、という声もツイッターで見かけたりしましたが
(国によって政府の動きも被害収束までの見込みも全く異なりますし)
出版界の最重要イベントの一つとしての使命感と、人々の安全と、
いろいろかんがえての苦渋の決断だったのかなぁと…
何れにしても、これからスケジュール調整に入る関係者の皆さんには本当に頭の下がる思いです。
あと1ヶ月の間に、少しでも安心材料が増えて、ボローニャ・ブックフェアに参加する方たちが商談に集中できるようにと祈るばかりです。
いろんなイベントが今、同じような状況に立たされていると思いますが、
楽しみにしていたイベントの開催が決断された場合には、私たちが
「少しでも体調悪かったら参加しない」 「感染が不安だったら参加しない」
をちゃんと守れるようにしたいですね…頑張っておられる主催者さんのためにも。
さて、前置きが長くなりましたが、
そのボローニャ・ブックフェアに先駆けて、先日2月12日にボローニャ・ラガッツィ賞(書籍&デジタル)が発表されました。
書籍の方の部門は全部で8つあります。
フィクション、ノンフィクション、オペラプリマ、ニューホライズン、コミックス(幼年・児童・YA)(新設部門です)、シネマ(今年のみの特別部門です)
その中で、イタリアの出版社からは今年は以下の4作品が入賞しました。
(あの、イタリアの作品にしか注目してないというわけではなく、もちろんどの国の作品もとーっても面白そう!!でも、数も多いので、仕方なくここではイタリアの作品だけ紹介しよう、とそういう趣旨でございます)
ノンフィクション部門 最優秀賞

" Marie Curie. Nel paese della scienza(マリ・キュリー 科学の国の人)"
Ire'ne Cohen-janca 作
Claudia Palmarucci 絵
Orecchio Acerbo 刊
コミックス幼年部門 優秀賞

”Diana sottosopra(さかさまディアーナ)"
Kalina Muhova 作・絵
Canicola Edizioni 刊
コミックスYA部門 優秀賞

"Ninna nanna a Teheran(テヘランの子守唄)"
Nassim Honaryar 作・絵
Rizzoli Lizard 刊
シネマ部門(2020年特別部門)最優秀賞

"Mvsevm(ミュージアム)"
Javier Saez Castan , Manuel Marsol 作
Manuel Marsol 絵
Fulgencio Pimentel, Orfeu Negro, Orecchio Acerbo 刊
(※画像は全てibs.itからお借りしました)
イタリアの出版社から出ている、とはいえ4冊とも作者はイタリア人ではありません。
そんなところがなんだか今っぽいな、って思いました(語彙力)
今日はひとまずタイトルのご紹介だけ。
どれもこれから読む予定なので、また一冊づつ感想など書けたらと思います。
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