ということで、今年一年の読書を振り返ってみたのですが
一言でいうと、2017年は私にとって電子書籍元年✨でした。
これまで頑なに「本は絶対紙がいい！」と思ってきたのですが、電子書籍を読む環境を整えてみたらその魅力にだだはまりしてしまった、という感じです。
そもそも、紙の本のほうがいい、と思っていた三大理由は、
1、手触りやページをめくる感じが好き
2、タブレットは光で目が疲れる
3、電子書籍は所有している感が薄そうでさみしい
ということだったのですが、特に2は切実で、私は近眼で眼精疲労からくる肩こりがひどいので、長時間の読書のときに電子書籍はちょっとやだなー、と思っていたのです。
でも今年。
あれ？Kindle paperwhiteなら疲れにくいんじゃないか？と今さらながらに気づいたのが電子書籍への第一歩でした。
でもそれだとKindle以外の電子書籍を買ったときに読めるようにする設定がめんどいな…と思っていたら、
「最新のiPadなら画面の明るさを細かく調整できるから、それで読めばいいんじゃない」と教えてもらったのです。
私がその時使っていたiPadはもうだいぶ古くて（初代だったのかな？）ナイトモードの存在とかも知らなかったほどなので、これは目から鱗のアドヴァイスでありました！
ただ、このときはまだ電子書籍の購入には至りませんでした。
（しかしiPadはちゃっかりゲットしたww）
その後、実際に電子書籍読書の意欲に拍車がかかったのは、
「イタリアの電子書籍もじゃんじゃん買えるやん！」ということにこれまた今更ながら気づいたから。
というのも、わたくしこれまでイタリア語の紙の本はずっとAmazon.itで買ってきたのですが、電子書籍、つまりイタリアのKindleって、日本からは購入できないんですよね。。。（欲しい人はAmazon.com経由で買ってね、とAmazon様にいわれてしまうのですが、そっちに飛んでも結局売ってないんでどーしょうもない。）
それが原因で、私はなぜか「あらゆるイタリアの電子書籍は日本から買えない」と思い込んでいたのです！！なぜか！！！人生損してた！！！
ところが、今年の半ばに急ぎで原書を手に入れたい用件があって、別のブックショップのサイトでダメもとで（というくらいの気持ちだったんですよ、そのときは…）電子書籍版をぽちってみたら、拍子抜けするくらいすんなりと電子書籍が購入できてしまいました。
電子書籍、最高です。
国際便の送料もかからない、2週間の配送リードタイムもない、しかも電子書籍ってしょっちゅうセールがあるときた！！
例えばイタリアの最大のブックショップIBS.itなら、"Solo per oggi（今日だけ価格）"とか"Offerte del mese（今月のセール品）"とか、いろんなセールを毎日やっています。
人気作品あり、掘り出し物ありで見てるだけでウハウハしてきます（笑）
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| IBS.it つまりInternetBookshop Italia 名前そのまんまですね（笑） |
あと、電子書籍の意外なメリットは、手を使わずに読めるということでした。
もちろん全く触らないというわけではないですが、紙の本みたいに常に手で支えたりページを押えたりしている必要がないので、たとえばですが授乳しながらとかでも楽に読めるんですよね。授乳中に別のことをやるのがいいのかどうかはまた別の問題ですけど…
逆にデメリットは、
・iPadを開いていると子供が突進してくる（おもちゃだと思っている）ので、子供の前では読めない
・他人（とくに子供）と共有しづらい
と、主に子供がらみですが、どちらも私にとっては大きな問題かなー。
特に、本を共有しづらいのは弱点ですよね。ネットワークでシェアするにしても、子供にタブレットを持たせるのはまだまだ先のことだし。自分の小さいころを振り返ってみると、親がもっている難しい本（古典文学全集とか、洋書とか）も眺めているだけでうれしかったりした記憶があるので、やっぱり紙の本が家の中にたくさんある環境は子供にとって大事なんじゃないかな、と思います。
ということで、来年は電子書籍でますますイタリア語読書に励みつつ、赤ちゃんの外出がスムーズに出来るようになってきたらまたがんがん図書館にも通って、これという本はお店で買って、という感じで本浸けの日々を送りたいと思います。（そうなったらいいなー。実際は「読む暇がなくても育児を言い訳にしない！」がほんとのところの目標かも）
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